検索不要サービス、思考停止サービス増えてきましたよね。
思考停止サービスについては、こちらの記事を参考にしてください。
2018年のキーワードは「与信」「決済」「思考停止」。BANK社の光本勇介社長とのインタビュー。
さて、今回はサロン予約アプリ「requpo」のご紹介です。
requpoは2015年12月設立の株式会社リクポが運営。
“検索がいらない”サロン予約アプリ「requpo」がVCやアイスタイルらから約2.3億円を調達
ユーザーはエリアやメニュー、希望金額、おねだり、日付、時間、髪型(任意)を登録しておけば、あとは美容師からのアプローチを待つだけ。1回のリクエストには最大で3人からアプローチが届くので、気に入ったものを選べばいい。
最近このモデルのマッチングサービス本当増えてきましたよね。クラウドソーシング系であれば、ミツモアとzehitomoがバトっていますね。以前ベンチャーマフィアで記事にしています。
requpoのユーザー属性としては、特に行きたいお店がなく、安いお店を探している人たちになるのだろうか。店舗側からしたらこのような属性を相手にするのは避けたいところだろうが、初回だけrequpoを利用し、その後、常連になってもらおうといった思いがあるだろう。
ただ、このようなユーザーはおそらく安さのプライオリティが高いケースが多く、よほど美容師のコミュニケーションや相性が良くないと常連にはならないのではないかと思っています。
質の低いユーザーが集まるサービスといった口コミが出てくる可能性があり。
美容師はカットのスキルというよりはコミュニケーションや相性の方が大事だろうと勝手に思っています。(カラーは別)
そういえば美容師向けのサービスだと美容師とサロンモデルのマッチングサイトCoupeというのがありましたね。2014年12月の設立の会社でいつの間にか4年が経つのですね。
目立ったプレスリリースもしていないようで、苦戦している印象ですね。
requpoはこれまで資金調達の数回行なっているようで、バリュエーションが気になりますね。ポストで15〜18億くらいでしょうかね。
果たしてrequpoはホットペッパービューティーをディスラプトできるのか?uberがタクシーをairbnbがホテルをディスラプトしたように、日本でもそろそろグルメだと食べログやホットペッパーグルメ(リクルート)、美容だとホットペッパービューティー(リクルート)を倒すプレイヤーが出て来ても良いのではないでしょうかね。
こう見るとリクルートが参入している産業の機能面やUI面の一部を尖らせて、戦っていくといった考え方もありかもしれませんね。(苦しい戦いにはなると思いますが。)