ライドシェアCREWビジネスモデル因数分解してみました

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ライドシェアCREWビジネスモデル因数分解してみました

ベンチャー新人

都内でたまにUber Eatsで配達している人見かけるんだけど、結構稼げるみたいなんだよ!
おーそうなのか。どれどれ調べてみるかの

ベンチャーマフィア

 

ほうほう。一件600円前後って感じかな

ベンチャーマフィア

ベンチャー新人

え、時給1000円のアルバイトやるよりいいじゃない!
空いた隙間時間で仕事ができるのは良いかもな!ライドシェアつながりで、今回は最近大きな資金調達したライドシェアの会社を紹介するぜ!

ベンチャーマフィア

CREW

運営会社は2013年11月に設立された株式会社Azit

Uberや滴滴とは違う助け合い相乗り「CREW」:“移動の未来”描く25歳創業者が10億円調達

CREWは、乗りたい人と乗せる人とをマッチングするサービスだ。乗った人は実費(ガソリン代や高速道路代など)とシステム利用料を支払うほか、任意に金額を決めて謝礼として支払う。謝礼は義務ではない。

短期的なユーザー数の伸びや売り上げにはまったく興味がないし、ここ2、3年で収益をあげて売却しようとも考えていない。通常のスタートアップの収益のサイクルとはまったく異なる時間軸で僕たちは動いている。今回、10億円を調達した理由も(安全対策に)リソースを割けるようにするため」(吉兼氏)

 

プロダクト面の記事はこちら。

車を買う時代の終焉?ミレニアル世代が提案する「車移動」の未来。ドライブシェアアプリにブームの兆し

「2015年のローンチ段階では必要最低限のミニマムな機能でリリースしました。そして今回のリニューアルでは、日本らしいモビリティーサービスとは何かということを意識しながら、よりユーザーが使いやすく、ストレスのないプロダクトを目指し取り組んできました。」

実際に利用したユーザーのレビュー。

“乗りたい”と“乗せたい”をつなげる相乗りアプリ『CREW』への期待と課題 実際に利用してみて思ったこと

“安く移動したい”という考えは当然だが、どちらかというとドライバーとのコミュニケーションをとりながら“楽しく移動したい”という考え方にマッチしたサービスなのかもしれない。ドライバー側も、もしかすると「稼ぎたい」の気持ちが先行しない方がよさそうだ。実際、収入目的よりも「クルマの運転が好き、人との交流が好き、というドライバーに多く登録いただいている」(吉兼氏)という。

 

ベンチャー新人

え!社長25歳で10億も調達したの!?すごい!!
確かにすごいな!業界全体がバブってる感が否めないがな。ポストバリュエーションは40億で25%の株式放出って感じかもな。特徴的なのが、ドライバーに払う感謝料。uberのように単なる移動ではなく、移動に伴うコミュニケーションに重きを置いている点。日本、特に都内だと移動に対しての不便さはあまり感じず、それよりも人とのコミュニケーションを求めている背景からこのようなモデルを考えたのかもしれないな。

ベンチャーマフィア

ベンチャー新人

観光客ならわかるけど、私は車内ではスマホでもいじって静かにしてたいな。
確かにそういったユーザーも多いと思うけどな。そこはuberとの棲み分けをして展開を考えているのだろうよ。

ベンチャーマフィア

ベンチャー新人

ふーん、ところで今回のビジネスモデル因数分解はなに?
今回は分解というよりもバリュープロポジション、提供価値について。CREWは移動のマッチングサービスを提供しているというよりもコミュニティプラットフォームをつくっているように感じるな。メルカリは入り口はフリマアプリだったけど、今では決済周り、信用情報、CtoCと個人をエンパワメントするための、メルカリ経済圏をつくっている。こんな感じでCREWも同じように利益など当分は考えず、大きく掘って、自分たちの世界観を実現していくのだろうな。コミュニティ、UX設計をどこまで追求できるかが鍵になってくると思うよ

ベンチャーマフィア

2018年9月23日現在。

会社設立日 2013年11月
分野 ライドシェア
サービスコンセプト スマホで呼べるスマート移動アプリ
マネタイズ 手数料
ユーザー数 不明
調達金額 10億
投資家  Eight Roads Ventures Japan、GB