広告ではなくコミュニティの時代

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広告ではなくコミュニティの時代

広告を見て、購買行動に移すことが全くなくなりました。忘年会のシーズンになり、お店選びに苦労している人もいるのではないでしょうか。googleで「飲食店 オススメ 忘年会 東京」と検索したり、食べログの評価が高いお店を探したりするはいいが、どこが良いかわからないー。。なんて私は思ってしまいます。

広告や情報量が多い現代、なにを信じれば良いのかわからない。

現代はお金よりも信頼の時代

「金持ち」ではなく、「信用持ち」にお金が集まるとキングコング西野さんは言っています。

「これからは信用が数値化される時代になる」西野亮廣が語るこれからのお金と信用の話

広告はお金で買うことができます。しかし、信頼はお金では買えません。広告に関して多くの人、特に若者は信頼していません。そのため飲食店を探すときにはInstagramの#ハッシュタグで探しています。なぜなら個人の信頼に基づき判断することできるからです。

更に言うと今後はコミュニティを通じての集客・マーケティングが大事になってきます。

顧客、ファンコミュニティの構築によるロイヤリティーが向上し、商品・サービスの向上に寄与します。本来、商品・サービスを提供している側がお金をかけてやるべきことをファンの方々が率先してやってくれたりもします。人件費をかけてカスタマーサポートセンターを設けることよりもファンを構築する仕組みを真剣に考えた方が長期的に見ればインパクトは大きいと理解してもらえるはずです。

このコミュニティ構築で必要なこととして以下の記事が参考になります。

「しくじり」から学ぶ、コミュニティを成功に導く4つの絶対条件【コミュニティ・マーケティングの作法 #01】

特にコミュニティマネージャーの存在が必要不可欠となります。

ミュニティ内の雰囲気や人間関係を良好に保ったり、コミュニティ内を心理的に安心・安全な場所だと思っていただくことが必要になるわけですが、そのために重要なのは、きめ細かに作成したコミュニティのガイドラインや規約などではなく、コミュニティマネージャーの『愛され力』なのです(もちろん、ガイドラインや規約をつくることも大切ですよ!)。

SHOWROOMの前田裕二さんの著書「人生の勝算」にも書いてあるように、コミュニティマネージャーはスナックのママ状態を僕は目指すべきだと思っています。 スナックのママのように「みんなで支えてあげよう、助けてあげよう、盛り上げてあげよう」とメンバーに思ってもらえたら最高の状態です。

私が運営しているシェアオフィスもコミュニティマネージャーが存在しています。

彼女はコミュニティマネージャーの経験は全くなく、むしろ社会人経験も少ないのですが、周りの方に応援支えられながら日々成長しています。

今後はコミュニティマネージャーの状況なども記事にしていければと思っています。

飲食店、美容院、マッサージ、服屋などありとあらゆるサービス業でコミュニティの構築がビジネスを加速させるエンジンとなります。広告ではなく、コミュニティの時代です。