先行者優位を意識して行動することはビジネスをする上で特に重要なことです。ビジネスを行う上で考えるべきことは、そのビジネスは◯◯×ITなのか?それとも既存のビジネスのプラットフォームを利用するのか?それとも新しい産業をつくっているのか?を意識すべきです。
〇〇×IT
例えば、◯◯×IT。車×ITでuber、不動産×ITでairbnbのように既存の産業、特に古い産業にITを掛け合わせることによって、ビジネスチャンスを得ることができます。既存業界をITによりディスラプトとも言うことができるでしょう。まだテクノロジーが導入されていない業界をピックアップして、ビジネスモデルを分解して、モデルの一部分にフォーカスして、ビジネスを立ち上げるのも良いかもしれません。
個人的に製紙業界は面白いと思っています。ITにより、効率化するのか、売上を伸ばすことができるのか。最近おもしろいと思ったのが、ズボラ旅。旅行のプランを企画してくれるサービスです。旅行代理店のように店舗を構えてサービス提供しても競合がとてつもなく多く、レッドオーシャンです。そこでITの力を活用し、気軽に旅行プランを立ててくれるサービスは面白いですね。情報量が多い現代、考えることが面倒に思っている人たちが増えている状況にもマッチしているように感じています。
既存のビジネスのプラットフォームを利用
例えば、YouTubeやブログです。これらのサービスを利用することでお金を稼ぐことができます。世の中には様々なサービスプラットフォームがあります。そんな中でプラットフォームを利用して上手く稼ぐ秘訣は、立上げ段階のプラットフォームに乗っかることです。まだユーザーが少ない段階でとりあえず利用してみること。そのプラットフォームが大きくならないこともありますが、いや多くの場合は大きくなりませんが、中には仮想通貨を持っている人やYouTuberのように初期の立上げ段階のプラットフォームに乗っかり億万長者になった人がいるのも事実です。新規プラットフォームサービスはこういったのを活用して探してみるのもありかもしれません。
新しい産業をつくる
これに手を出すのはなかなか難しいです。理由としては、お金と人が圧倒的に必要なためです。わかりやすい例でいうと宇宙船をつくるなどです。この産業はまだまだできあがっていない状況ですが、簡単につくっていくことができません。多額の出資を受ける、大手企業とのアライアンス、専門性をもった人材などハードルが多くあります。
リスクとリターンを考えると既存のプラットフォームを利用しまくるのがおすすめ
上記の場合で、リターンの大きい順でいうと、新しい産業をつくる>◯◯×IT>既存のビジネスのプラットフォームを利用になります。ただ、実現可能性でいうと逆になります。それぞれの目的により選択すれば良いと思います。最近思うのが、お金を単純に稼ぐだけであれば、既存のプラットフォームを利用して細々と個人でやっていくのが無難だと思うことです。お金を稼ぐのにベンチャー企業を立上げ、◯◯×ITなんてやる必要はないです。実際にやってみて気づくのですが、人を抱え、お金を集め、営業したり、プロダクト開発したり、やることはたくさんあり、大変なことばかりです。なのにもかかわらず、某VCとかが起業しろ!なんて軽々しく言っていたりするのです。志高くやりたい場合はもちろん別ですが。
どの選択にしろ、先行者のポジションを取ることを意識することをおすすめします。