多くの人たちは誰かのために自分の労働力を提供しているかと思います。
具体的には、会社のため、さらに言えば会社の事業のためです。その事業は商品、サービスを売ることかもしれないし、つくることかもしれない。その事業の成長のために、会社の成長のために自分たちの労働力を提供しているのです。
金持ち父さん貧乏父さんに出てくる、Bクワドラントでいうと左側の従業員になりますね。今回はこの労働力を他人のためではなく、自分たちの商品・サービスのために使うという選択肢をもってみることをおすすめします。
自分の商品・サービスをもっている人たちは少ないかと思います。では、どうやったら商品・サービスをつくることができるのか?
それは、これまでの経験や好きなことから商品・サービスをつくることができます。
多くの人はそんなことできるわけないよとか思うかもしれませんが、実は簡単に誰でもできます。
例えば、アパレル販売をしていた人。アパレル販売のノウハウを情報としてまとめ、インターネットで販売しても良いでしょうし、アパレル販売の仕事に就きたい人たちの就活相談にのってもいいでしょうし、ある程度の経験があるようなら、販売の接客の講師やアドバイザーをやってもいいでしょう。このように考えると一つの仕事を地道に続けることで様々なサービス提供ができるものなのです。
これはどの職業でも言えます。
ただ、今後仕事が淘汰されるような職業ではなく、今後も必要とされる仕事、これから必要とされる仕事をし、その関連するサービス提供をすることが大事です。
需要と供給のバランスを意識してください。自分の提供する商品・サービスの需要がそもそもなければ、提供したとしても誰も買わないですよね。
これまでの経験を誰かに買ってもらうためにどうすれば良いか一度真剣に考えてみて、提供してみてはいかがでしょうか。