ブックカフェBOOK LAB TOKYO事業譲渡、そして閉店へ

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ブックカフェBOOK LAB TOKYO事業譲渡、そして閉店へ

りんごちゃん

ブックカフェBOOK LAB TOKYO閉店しちゃうのね
BOOK LAB TOKYOはIT界隈でも有名なブックカフェで、創業者がIT起業家だったり、運営者が複業研究家の人だったり、事業譲渡や様々なユニークな取り組みが話題となっていたね。詳しくは運営責任者をやっていた西村氏のnoteを見てもらえば歴史が見えてくるよ

けいくろ

ぼくとブックラボ。

りんごちゃん

色々苦労があったことが垣間見れるわね。ビジネスに歴史ありだね。当時はスピンアウト前提で西村氏が運営をやっていたんだね
スピンアウトするということは、BOOK LAB TOKYO単体事業で将来それなりに成長することが前提で、店舗ビジネスの場合、ITサービスと違って、色々制約やトップラインの限界もあるからね。それよりもシナジーがある会社に譲渡するという選択肢を取ったわけだ

けいくろ

ブックカフェBOOK LAB TOKYOの歴史

2016年6月オープン

渋谷道玄坂にオープン、発信する書店「BOOK LAB TOKYO」に行って見た!

りんごちゃん

当時そこまで浸透していなかったクラウドファウンディングで2700万円資金調達したのも話題になったわね

渋谷に “つくる人を応援する書店”「BOOK LAB TOKYO」を作ります!

2017年8月経営体制刷新

道玄坂のブックカフェ「BOOK LAB TOKYO」が体制を刷新。書店の常識を打ち破る挑戦を始める

鶴田氏「BOOK LAB TOKYOは、Labitのオウンドメディア的な位置づけだと認識して運営してきました。この場所がきっかけとなって、エンジニアの採用にもつながっています。そのため、赤字になっていても、存続させる理由につながっていました。

ただ、BOOK LAB TOKYOは毎月150万円の赤字が出ている状態。再スタートするとはいえ、与えられた時間はけして長くはない。年内の黒字化を目指し、9月末までの成果で撤退するか否かを判断することになった。

りんごちゃん

ひゃー当時毎月150万円も赤字が出ていたのね。すぐに撤退の判断もする必要もあったということだから、本当ヒリヒリする状態よね

2018年3月事業譲渡

リアルスペース「BOOK LAB TOKYO」事業を譲受。コミュニティづくりを促進し、メディアの価値向上を目指します

ブックラボを起点に、運営メディアにおけるコミュニティづくりの促進や体験価値の向上、インフォバーングループ全体においても、イノベーション支援の活性化、新たなコミュニケーションチャネルの創出などを目指してまいります。

りんごちゃん

黒字化も見えていたということだけど譲渡価格が気になるわね
店舗ビジネスの場合、撤去時の物件の原状回復費のインパクトが大きいため、この辺を踏まえると継続してくれるのであれば、無償でもというケースもあるからね。

けいくろ

2020年9月閉店

コロナ化の店舗ビジネス雑感

今回のBOOK LAB TOKYOの閉店に関してもコロナの影響が大きくあったと思う。特に都心で坪単価が高く、広い物件を借りている場合は特に影響を受けていることでしょう。私自身、店舗ビジネスを立ち上げ、譲渡の経験もあるので、今回の運営者の気持ちが痛いほどわかります。今後アフターコロナの時代の店舗ビジネスのあり方も変化、考える必要があるでしょう

けいくろ