婚活サービス「dately」スピード売却

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婚活サービス「dately」スピード売却

婚活サービス「dately」が大手結婚情報サービス、株式会社パートナーエージェントに事業譲渡しました。

今回は、datelyのサービスリリースから事業譲渡まで時系列に簡単に紹介していきます。

dately

運営会社は2017年7月設立の株式会社STRACT。社長は伊藤氏

社長はモノづくりが好きな天才肌の若者のようなイメージです。

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2018年11月にdatelyがリリース。

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既存のサービスでは「大量のユーザーが表示されるため、本当の相性ではなく容姿の好みだけでお互いに評価をしてしまっている」と同社は指摘している。

datelyにいたっては、デートが決定するまでメッセージができない。これは既存のサービスにはない機能だという。

伊藤氏はdatelyに関して「僕らの狙いとしては、とにかくデートをたくさんしてほしい。そこをひたすら追求している」と話した。そのために「UIに徹底的にこだわった」(伊藤氏)

うちの会社はUIを強みにしている。これまでもUIの最適化で仕事をしてきたというのもあるし、既存事業も勝っている要因としてはUIが大きい。既存のアプリと機能面でさほど変わらなくても圧倒的に使いやすいことで継続率が高い。アプリが落ちたり動作が重いと、その人の時間を奪ってしまう。かつ、スマホやアプリに対する印象も悪くなってしまい、たとえば『ガラケーに戻そう』と考えてしまう人も出てきてしまうのでは。

強みは圧倒的なUIというところ。ユーザー数、マッチング数はいかがなものか気になりますね。

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リリースから2ヶ月でマッチング数3000件はすごいですね。ただ、ユーザーがどれくらいいるのか気になります。

リリースから半年後、datelyをパートナーエージェントに譲渡。

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『dately』は2018年11月1日にリリースし、約5ヶ月間で4000件以上の男女マッチング、数百件のデート決定と店舗送客を実現してきました。

あれ?マッチング数鈍化してないか・・?

■ 株式会社パートナーエージェント  代表取締役社長 佐藤茂 コメント
今回『dately』を譲渡していただくにあたり、まず注目したのはその先進的なシステム・開発手法でした。新しい開発手法をいち早く取り入れて開発されている『dately』は、アプリ開発の新しいスタイルを示しており、アプリ開発の経験が十分とは言えないパートナーエージェントにとって、『dately』はとても貴重な資源となります。パートナーエージェントがこれまで婚活分野において積み重ねてきたものと、『dately』譲渡によって得られるものを組み合わせる事で、新しい婚活の形を創造する事も目指してまいります。

技術を買ったようなイメージですね。ただ、気になるのがこのアプリをパートナーエージェント自社でハンドリングできるのか。クリエイターの人材がいるようなイメージがなく、また、採用をかけてもなかなか優秀な人材が入ってくるとも思えない。当面は業務委託でSTRACTに依頼して改修・機能追加など行っていくのでしょうかね。

また、パートナーエージェントはマッチングアプリ、Dineに対して1億円の投資もしていますね。

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参考までに婚活サービス比較。

恋活アプリのイヴイヴとDineを比べてみました

今回の事業譲渡金額は不明ですが、STRACTにとっては会社の知名度を上げ、技術力も証明し、次のチャレンジの足がかりとなったことでしょう。

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