1年前に会社立ち上げ、まだまだ満足した結果を出せていないのですが、オフィスを構え、人を雇うという会社っぽいことはしてきました。もっとやれたはずなんて思う2017年年末。サラリーマン時代、フリーランス時代に考えていたお金についての考え方が会社を立ち上げたことによって変化しました。自分の中でお金とは?時間とは?をまとめてみようと思います。
サラリーマン、フリーランス時代とは違ったお金の考え。
お金は時間を買うことができる
言葉が悪いのですが、お金は人の時間を奪うことができます。人を雇うことによって。人を雇う経験は初めてのことで、今考えれば反省点が多くありました。
に思ったこと書いています。
改めて人を雇う意味とは?を考えてみたところ、大きく分けると次の2つの考え方ができるかと思っています。
- 自分のできないことを人に任せる
- 自分のできることを人に任せる
自分のできないことを人に任せるというのは私の場合だと具体的にはデザインの制作になります。webサイトの制作を請け負っているので、自分ができないのであれば人に任せる(デザイナーを雇う)。この場合は、自分がデザインの勉強をする学習コスト(時間・お金)の代わりに人を雇うためのお金を投資しているというイメージ。時間を買っています。自分で学習してデザインができるようになるより誰かに任せた方がリターンがあると考えています。
次に自分のできることを人に任せるというのは自分でもできるんだけど自分の時間を他のことに投資したいから人に任せるようなイメージ。
ここで誰に頼むべきか、本当に誰かにお願いするべきかの判断基準は、工数・金額になるかと思います。
自分のできないことでも、自分のできることでも人に任せる場合でアルバイトという雇用形態でお願いする場合、時間給でいくら払うか考えることになります。
同じことをやるにしても1時間で終わる人もいれば、3時間かかる人もいますが、当たり前ですが、1時間で終わる人を雇った方が会社の立場では嬉しい。
ただ、ここで考えなくてはいけないことは、一般的の作業時間より大幅に早く業務をこなす人に対しては、給与アップを検討すべきこと。
なぜなら、その業務スキルを身につけるため過去に多くの学習時間を費やしているから一般的な人よりも給与アップを考えるのは当然のことであるということ。
時間を買ったら自分の時間が奪われた
ただ、反対に一般的の作業時間より大幅に時間がかかってしまう場合はどうすれば良いだろうか。
本来一般的には2時間で終わることが4時間かかってしまったとしても4時間分の給与を払うのが当然である。
しかし、これだと本音は心穏やかではない。では、どうするか?時給を見直すべきか?
結論、アルバイトではなく、業務委託に頼むことを検討すること。
理由としては、本人の業務時間以外にアルバイトの人の時間管理の工数が想像以上にかかかるため。
ここでいう時間というのは教育時間、業務時間もそうですが、メンタルケア、相談などの時間も含みます。
自分の時間が減るどころか時間が奪われる結果になってしまいました。
これであれば時間で区切るのではなく、この業務いくらといった形で対応してもらう業務委託といった形の方が随分楽だなと感じました。
さらに言えば心のゆとりもできます。(給与日の度に心が萎えることが無くなります)
ただ、今回の人を雇うという経験はマイナスなことばかりではありませんでした。人を雇うことで雇う側の気持ちを理解することができ、様々な学びの期間にもなりました。
人の生活を支えている、会社として社会的な責任を果たしているといった正義感を感じることができました。(今の会社にとって本当に良いかは別にして)
今回はこの学びのために時間とお金を投資したのだと今では割り切れます。これでスッキリ年を越せそうです。
人の時間を利用させてもらう場合はそれ相応の心構えが必要で、時間の大切さを改めて感じました。
時間と言えば、メタップスの佐藤氏のこちらの記事おすすめです。
「20歳を過ぎてしまったらすべきこと」 メタップス佐藤航陽社長
時間は増やすことのできない通貨のようなもので、だらだらと日々を無為に過ごしていたら、「貯金が半額になった!」くらいのダメージではないかと。いまはApple Watchを使って「31歳まであと何日」というのを表示しています。社長室のカレンダーにも毎日×をつけていく。あとは1年前、3カ月前に自分が何を考えて、いまと何が変わったのか、心情の分析もします。
今日から30歳までのカウントダウンをApple Watchでやりたいと思います。
なんだかまとまりがなくなってしまったので、改めて時間やお金の話をしたいと思います。