サブスクリプション型ドリンクサービスを比べてみました

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サブスクリプション型ドリンクサービスを比べてみました

競合ひしめく飲食店産業。今回はサブスクリプション型ドリンクサービスを比べてみました。

GUBIT

運営会社は2018年2月15日設立の株式会社GUBIT

月額980円で毎日1杯ドリンク無料、乾杯アプリ「GUBIT」が公開

「基本的には、自分を含め世の酒飲みのためのサービスを目指したい。オンラインでのサービスは他にもあるが、『お店に行って一杯飲んでいろんな人との出会いや語らいが生まれる』というような、どちらかというとオフラインでの密な関係が生まれるサービスにできたらいいなと考えている」(正木氏)

定額で毎日ドリンク1杯無料のサブスクサービス「GUBIT」。飲食業界に新たな来店機会を創出できるか

ユーザーとしてはもちろん、無償でドリンクの提供を受けることができ、気になっていた飲食店に対して訪れるきっかけ作りになってもくれるだろう。飲食店側にとっては、明朗な運用オペレーションのうえで、ユーザーの来店機会創出による売上のボトムアップが見込める。

HIDEOUT CLUB

運営会社は2015年6月12日設立の株式会社ハイドアウトクラブ

会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」が3000万円調達、SaaS型の店舗支援機能も

「バーとウイスキー好きのコミュニティアプリを運営する上で一定のユーザー数を獲得でき、いくつかのマネタイズ方法を検証していた。昨今勃興しているサブスクリプション型はバーとユーザー双方にメリットが大きく、ニーズのあるスキームであったため導入した」(田口氏)

ウイスキーを語れる”シブいオトナ”になるアプリ「HIDEOUT CLUB」

サブスクリプション型ドリンクサービス比較図

2017.11.10現在の情報

サービス名 GUBIT HIDEOUT CLUB
会社設立日 2018年2月15日 2015年6月12日
サービスコンセプト 月額980円で毎日飲める定額制乾杯アプリGUBIT 厳選されたBARで会員限定のドリンクを毎日サービス
マネタイズ C月額課金、B掲載料? C月額課金、B掲載料?
分野 飲食店メディア メディア(BAR)
ユーザー数 12,000人 不明
調達金額 3,000万円 3,000万
投資家 複数の個人投資家から DGI、フューチャーベンチャーキャピタル、第一勧業信用組合

提案型サブスクリプション型ドリンクサービスビジネスモデル図解

毎日これだけ行けばお得です!と言われてもそこまで頻繁に飲みに行く人はどれだけいるでしょうか?980円というのは圧倒的に安い気がしますが、1人で行く人がターゲットとなるとどれだけいるか疑問です。であれば男女のマッチングアプリとの連携を図り、展開するのはどうかと思います。マッチングした段階で出会う必要があり、おそらく飲みに行くことでしょう。そして飲食店探すの面倒という手間を解消できます。Dineというアプリが近いかもしれませんね。

サブスクリプション型ドリンクサービスMVP考察

まずは事前申込ページを作り、恋活イベントを開催する。イベント参加者にヒアリングし、ニーズを探す。

雑感

こういったサービスはスタートアップ向きでないような気がしていますが、、こういったサービスをやりたがる人が多いですよね。巨大の資本を持っている、印象店ネットワークがある、コストダウンができるなど立ち上げ段階で持っていることが、もしくは設計できるビジネスデザイナーの存在が肝になってくるように思います。