今回はフォトグラファーマッチングサービスを比べていきたいと思います。インスタ映えが盛り上がっていることやテキストから画像の重要度が増してきて、撮影の需要は増えてきている感じはしております。私自身webサイト制作をしており、人物や会社風景の撮影もして欲しいという依頼もあり、カメラマンを一から探すの面倒で、フォトグラファーマッチングサービスは便利だなと思っておりました。
ラブグラフ
2015年2月設立で創業当初はカップル”に特化した写真撮影サービスを展開。
「ありがたいことに、『カップルの写真撮影といえばLovegraph』とイメージしてもらえるくらいカップル領域におけるブランディングには成功しました。ただし、そのイメージが強すぎることもあって、(一度は増えた)結婚式の前撮りや家族写真の撮影での利用にためらいを感じてしまうユーザーも出てきてしまいました」
カップル・家族向けの出張サービスのようですが、個人的にHPに載せる会社風景などもokにしてほしいなと思います。
また、ちょっと面白かったのが、後ほど紹介するAMIというサービスにメルカリが出資しているのですが、なぜか競合とも言えるラブグラがメルカリのシェアサイクル事業のメルチャリの撮影を担当したようです。なぜ、ラブグラに依頼しないのか。
ラブグラフ、メルカリのシェアサイクル事業「メルチャリ」の広告撮影を担当
他にもカメラを学びたい人のためのカメラ講座もやっているようですね。リアルな交流な場の提供良いと思います。素人でも一眼レフやミラーレスを10万くらい出して買ったりしている時代なので、需要はあると思います。ただ、講座料金5000円みたいなのですが、ここはもっと安くしても良いのかなと思ったりします。セミプロとして通常料金より半額のフォトグラファーとして登録してもらい、フォトグラファー数を増やす方が良いと思います。講座で稼ぐのではなく、間口を広げ例えば1000円などで受講してもらい、参加者はユーザー登録してもらうという流れ。
AMI
2014年末からサービス開発着手。
プロ写真家に出張撮影を頼めるマッチングサービス「AMI」運営がメルカリなどから資金調達
現在は、AMIを軸にフォトグラファーの空き時間の管理やマッチング支援を行い、Famarryとemilyとの連携によって、ニーズが高く件数の多いウェディング写真や家族写真の撮影の仕事を紹介。撮影を希望するユーザーには、従来のスタジオ撮影などよりはリーズナブルな価格で、プロによる撮影サービスを提供している。
メルカリはCtoCの領域に特化したファンドも抱えており、1桁億円で買収する可能性もありますね。
メルカリがCtoCに特化した出資を加速、「メルカリファンド」を立ち上げ
フォトグラファーマッチングサービススケールポイント
写真撮影領域のみだと、アップサイドが限定的だと思っているのですが。この領域のみで責めるのであれば、ライフステージの変化に応じた撮影を確保する仕組みが必要になってくると思います。
まだまだ価格破壊が起こせる業界あるため、今後に期待ですね。
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