今回はプロジェクトメンバー募集サービスを比べてみました。最近この手のサービス増えてきましたね。
Contents
TEAMKIT
プロジェクトシェアプラットフォーム。運営会社は2017年10月設立の株式会社Lbose。
フリーランスのコラボを促進する“個の時代”のプロジェクトシェアサービス「TEAMKIT」が資金調達
また小谷氏は、オンライン上のみならず「オンラインとオフラインの境界をもっとなくしていきたい」のだそう。「例えばコワーキングスペースなどのように、リアルな場所があるからこそ発生する熱量やコミュニティみたいなものがある。オンラインとオフラインを上手く行き来できるような仕組みがあれば、プロジェクトのシェアももっと促進される」
TEAMKITが、ツクルバが開始する”スタートアップ支援プログラム”の第一号に採択されました!
TEAMKITはオンラインサービスです。しかし、僕らの目指す世界を実現するにはオンラインだけでは限界があると思っていました。オンラインとオフラインの境界を曖昧にして行き来することが出来て、はじめて形になるとずっと考えていたのです。
テントとかWhoop(ウープ)とかなんだか馴染みがない言葉で取っ付きにくいですね。
ユーザーにアクティブに利用させるためにはこういうネーミングも大事です。シンプルにわかりやすことが大事。
tomoshibi(トモシビ)
仲間を集めるプラットフォーム。運営会社は2018年5月設立の株式会社TOMOSHIBI。
100%コミットは前時代的 「全員複業ベンチャー」というTOMOSHIBIの新しい働き方
長期的に見たときに、フリーランスの人に業務を発注してプロジェクトを遂行するより、今いるメンバーにできる範囲のかかわり方で仕事をしてもらうほうが、組織として安定するとも思っています。現状は皆、本業、私生活という基盤を大切にしてもらった上でtomoshibiにかかわってもらっているので、不満が出づらく崩壊しにくいのかなと。
人版クラウドファンディングの「tomoshibi」β版ローンチ、プロジェクト単位で最初の仲間集めを
「tomoshibiでは、仲間を募集するのにプロジェクトページを作成しなければいけません。そのため、気軽な募集と比べて仲間集めに対する本気度が高いものが多いです。僕自身も経験があるのですが。アイデアを実行する仲間を集める際に友人や紹介にとどまってしまう部分があります。これらをインターネットでこじ開ける仕組みづくりをしています」(田中氏)
チームランサー
フリーランサーやパラレルワーカーのためのチーム支援プラットホーム。運営会社は平成23年4月設立の株式会社エンファクトリー。
フリーランス、パラレルワーカ―のためのチーム支援プラットフォーム『Teamlancer(チームランサー)』がフリーランス同士の協業活性に向け、2つの機能をアップデート
インスタントチーム
開発チームを気軽に立ち上げることができるサービス。運営会社は2004年10月設立の株式会社グローバルウェイ。元々は株式会社レレレという会社が運営しており、2016年11月に事業譲渡しました。もう2年前になるんですね。
レレレ、「CoffeeMeeting」「TimeTicket」などをグローバルウェイに譲渡——山本氏は引き続きサービスを担当
“コーヒー1杯飲む時間を過ごす”をコンセプトにしたビジネス向けマッチングサービスの「CoffeeMeeting」、ユーザー同士が自分の空き時間を売買する「TimeTicket」などを提供するレレレは10月6日、グローバルウェイに事業を譲渡すると発表した。金額は非公開。
CoffeeMeeting懐かしいですね。もう2年以上デザインの変更などないようで、アクティブに活動しているユーザーがどれだけいるものだろうか。
プロジェクトメンバー募集サービスがワークしない理由
- 運営者が稼げない
- 企画を立てる人が少ない
- 応募する人のインセンティブ設計が曖昧
なのが主な原因だと思っています。
運営者が稼げない
トランザクションが発生してもお金が落ちるモデルではないため難しい印象。人材紹介事業に流入させ、そこで紹介手数料を取るモデルになるのか。
企画を立てる人が少ない
プラットフォーム自体に集客力がないため募集しても応募者が集まらず、企画を立てるモチベーションが湧かないというのがありそうですね。そもそも何かやりたい!と思う絶対数が少ないのかもしれない。
応募する人のインセンティブ設計が曖昧
応募する人たちのモチベーションとしては、社会貢献と経験値向上があると思うのですが、それがどうったゴールになるのかイメージさせることが大事だと思います。多くのプロジェクトがこういったことをやりたい!とふわっとしたものが多く、ゴールが見えない。そのためジョインした場合、短期間なのか長期になるのか時間軸が見えないとなかなか応募しずらかったりする。また、ふわっとしたものは自然消滅する可能性が高く、それに時間を注ごうと思う人が少ないのかもしれませんね。
プロジェクトメンバー募集サービス総括
サービスとしては、なかなかワークしづらい。オンラインサロンで仲間集めした方がよっぽど効率的だったりするのが現状ではないでしょうか。また、こういったサービスはアンバサダーのような人たちが推進し、ファンづくりをするのが必須な気がします。スタートアップがやるのには現実的に厳しそうな。。ただ、やりたい人が多そう。。