様々な場所に行って仕事したい、刺激を受けたいと思っている人にとっては嬉しいサービスが次々リリースされましたね。今回はホステルサブスクリプションサービスを比べていきたいと思います。
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Hostel Life
運営会社は2017年2月設立の株式会社LITTLE JAPANです。
ホステルパスをもつことで、全国のホステル泊まり放題になる「Hostel Life」をやっています。
家が一つなのがあたり前だったところ、月額1.5万円~で誰もが多拠点生活を選べるようになることで、より自分に合ったライフスタイルを実現できるきかっけになればと思っています。https://t.co/uOxVF5QVoB— 柚木 理雄 Michio Yunoki (@MYUNOKI) 2018年11月29日
【Interview】定額月1.5万円〜で全国のホステル泊まり放題のサービス「Hostel Life」に迫る!
私自身がこの「Hostel Life」を利用するとできるような多拠点生活、そこから生まれる新しいライフスタイルを実現したいと思っているからです。
今まで、一部の富裕層を除いて家は一つだったところを、誰もが多拠点生活を選べることで、それぞれの人に合った新しいライフスタイルが実現できるサービス、新しいライフスタイルの可能性を広げるサービスです。
旅をするような多拠点生活で「働く」はどう変わった? (1/5)
タマゴが先か、ニワトリが先かのような話ですが、日本が豊かでなくなっている理由も、それこそ均質性を求めるところにあると思うんです。多くの人にとってそこそこ受け入れられるようなものばかり作っているから、それ以上に突き抜けられない。
TOMARUN
運営会社は合同会社キャメルテクノロジーズ。
調べてみましたが、大きなプレスリリースなどなかったですね。
ホステルサブスクリプションサービスの解決する課題は
多重拠点をもちたい人
ホステルサブスクリプションサービスのビジネスドライバーは
提携するゲストハウスの数になります。数が少ないとユーザーメリットはありませんからね。既存のネットワークを活かしどれだけゲストハウスを獲得できるか。
ホステルサブスクリプションサービスの参入障壁は
単純なマッチングモデルであれば、参入障壁は高くないですね。いかにゲストハウスの確保ができるかどうか。
Hostel LifeとTOMARUNに比較
まず一番のポイントは、自社のホステルを保有しているかどうか。Hostel Lifeは自社ホステルを運営している、TOMARUNは自社ホステルをもっていません。
イニシャルコスト
自社ホステルを運営しているHostel Lifeは数千万単位でかかってくるでしょう、またシステム構築費とそれなりにかかってくるでしょう。反対にTOMARUNはCtoCのマッチングのみ特に今は運営側とLineでやりとりするようなので、イニシャルコストはほとんどかかりません。
参入障壁
マッチングモデルであるTOMARUNは参入障壁は低く、利ざやビジネスになり、高単価でフリークエンシーが高い必要があります。反対にHostel Lifeはどうでしょうか?自社ホステル運営しているため、初期費用が上記の通りある程度かかり参入障壁は高いですね。
マネタイズ
Hostel Lifeは自社で運営しているホステルのサービス提供と他社のホステルを束ねたプラットフォームサービスの手数料がある。TOMARUNはプラットフォームサービスの手数料のみ。
プラットフォームのマッチングの部分に関して、仮に単価2万で手数料10%の場合、2千円で100ユーザーで20万。
ホステルサブスクリプションサービスのスケールポイント
ホステル提携店舗の数はもちろんだが、エンゲージを高め、いかにユーザーに長期的に利用してもらえるか。ユーザー同士のつながりできるコミュニティ運営は大事なのかもしれない。
参考
ホステルのサブスクリプションを始めたいというクラウドファンディングがありました。