今回は野菜マーケットプレイスを比較してみました。
以前、農作物のマーケットプレイスを比べてみましたで食べチョクは紹介していましたね。しっかりラウンドを重ねて、資金調達に進んでいますね。
食べチョク
オンラインマルシェ「食べチョク」のビビッドガーデンが2億円調達、為末大氏らが出資
集客効果を期待して、その後、肉や魚、加工食品といった収益のあがる商品に導線を作る。食べチョクもまさにこの戦略を踏襲してうまくヒットしたというお話でした。
生産者と消費者を直接つなぐオンラインマルシェ「食べチョク」が2億円調達
「農家を中心とした生産者データの活用」だ。食べチョクでは「今農家でどんな野菜が取れているのか」といった栽培情報をキャッチアップしているからこそ、運営側主導で個人や飲食店にオススメの農家を提案するコンシェルジュ型のサービスも成立する。
秋元氏によると現時点で登録生産者の数は500軒を突破。
500件というのは意外に少ない印象。3年近く運営し、月に13件ちょっとか。運営チームも多くないので、これから営業の力を入れるのか。
米卸の神明ホールディングスとオンラインマルシェ「食べチョク」運営が資本業務提携、取扱農産物の拡大や物流などで連携
神明ホールディングスとの資本業務提携により、取り扱いの種類の拡大、物流の連携することにより配送コスト、オペレーションの効率化が図れるのでしょう。
食べチョクが厳選した肉と魚の取り扱い開始、産直マーケットプレースに拡大
これまでの農作物に加え、畜産物と水産物の取り扱いを開始すると公表した
しっかり単価が安い野菜から、単価が高いモノへと提供してきましたね。
さらにお酒の提供も開始したようです。
日本酒やワインなどの生産者と消費者をつなぐEC「酒チョク」開始–ビビッドガーデン
食べチョクイベントに潜入!美人社長に突撃インタビューしてみた!
そういえば、起業リアリティーショー「MAKE MONE¥」でホリエモンにボロクソ言われてたけど、結局有名実業家にどんなに批評されようが、それなりの結果は出せるってこと。
資金調達で苦労している起業家の皆さん、頑張りましょう。
ココノミ
運営会社は2017年10月設立の株式会社ココノミ。代表取締役は石井 昭裕 氏。
1984年東京生まれ。中央大学出身。以前は人事系コンサルティングに携わる。 ひょんな事から山口県の農家さんと出会い、物凄く美味しいほうれん草に感動。と、共にそのほうれん草が適正価格で流通するプラットフォームが存在しない事に疑問とチャンスを見出し141select(ココノミ前身)創業。 食の多様性、味覚の多様性に触れる中で、軸足を「食のパーソナライズ」に据える。2017年10月、日本初のパーソナライズ型食材宅配サービス「ココノミ」をローンチ。野菜を皮切りに全ての食をパーソナライズ化するチャレンジに取り組んでいる。
https://monthly-pitch.com/2018/12/coconomi/
Hameeグループでは従来までグループ内にて事業開発、新規事業創出に取り組んで参りましたが、それらの活動をさらに加速させるため、事業シナジーのある成長性の高いITベンチャー企業、特にシード・アーリーステージ企業への投資を行います。資金だけではなくHameeグループの持っている各種資産と連携することで、事業成長の速度アップを図ります。
CVCではなく、事業会社本体からの投資のようですね。1号案件ということで、どこまでシナジーを活かせるか気になるところではありますが。
初の調達かと思いきや、VCからもその前に調達していたようですね。
IVS 2017にも出場していたようですね。
事業共創を目指す「IVS Connect」で、マイレージ現金化サービス提案のCansellがANA賞、キャラクタ活用のフーモアがトランスコスモス賞を獲得 #ivs17f
味覚診断からオリジナル野菜セットを定期宅配する「ココノミ」は、機内食を食べた飛行機の搭乗客からアプリを通じた味覚データの収集を提案。そのデータをもとに、当該の搭乗客と近いを好みを持つ CA が渡航先の料理店をオススメするサイト「CADISH」を提案した。食品メーカー、レストラン、旅行企画のマーケティング、小売大手などによる空弁の企画、レシピサイトとの連携、ココノミへの送客が可能になるとした。
神戸のベンチャーだからといって、食べチョクに引けを劣ってないですね。