今回はクラウドキッチンサービスを比べてみました。
りんごちゃん
ベンチャーマフィア
りんごちゃん
ベンチャーマフィア
りんごちゃん
ベンチャーマフィア
Kitchen BASE
運営会社は2018年4月設立の株式会社SENTOEN。代表は山口大介氏。
飲食をアップデートさせる。
株式会社SENTOEN 代表取締役・CEO 山口大介 氏のインタビュー
飲食店の開業を考えている人たちに対して、「まずは、お店を持たずに、デリバリーから始めてみませんか?」というアプローチなんです。調理に必要な設備とデリバリーの仕組みというご用意したものを利用していただく、という感じですね。
日本初、シェア型クラウドキッチン「Kitchen BASE」が東京にオープン
通常飲食店を開業する際に必要な開業コストは、テナント費、内装費、インフラ整備、厨房設備の購入など合わせて1,000万円以上すると言われている。Kitchen BASEでは、調理設備、収納スペース、販売促進のサポートなどが揃ったシェアキッチンを月額制で提供するため、開業コストを約95%抑えることが可能だ。
様々な企業とも提携し、事業を推進している。
OYO LIFE、デリバリー専門シェアキッチン「KitchenBASE」と提携 入居者の料理注文が3回まで500円引きに
モビリティビジネス・プラットフォームのMellow、ゴーストレストラン向けシェア型クラウドキッチン「Kitchen BASE」へ出資
Mellowもスタートアップ企業で、フードトラック×ゴーストレストランの組み合わせを活用したさらなる市場創造はワクワクしますね。
よじげんスペース
運営会社は、株式会社よじげん。代表は、荒木賢二郎氏。
株式会社よじげんは、世界中の「物件の空き時間」を「月単位」で貸し借りする「よじげんスペース」を運営する会社。「よじげんスペース」は、店の空き時間を「1ヶ月〜数年」で中長期的に借りることができる。最大の特徴は、シェアスペース事業と異なり「ビルオーナーとの承諾物件」を扱う点。それぞれの物件の空き時間を“月単位で”貸し出すという文化を共創する。例えば、夏の昼間に6ヶ月間だけかき氷屋を出したり、副業で朝3時間だけモーニングカフェを営業したり、誰でも気軽に自分の店が開業できる。Uber(ウーバー)やAirbnb(エアビーアンドビー)と肩を並べるデカコーン企業となり、誰でも使えるプラットフォームを目指す。
資金調達情報がなかなか見当たらなかったが、ANGEL PORTだと以下のエンジェルに投資を受けている様子。
クラウドキッチンサービスビジネスモデル
クラウドキッチンのポイントは、軽やかに事業をスタートさせ、料理に専念できる点。設備を購入したり、来客対応やデリバリースタッフの人件費をかえずにスタートすることができる。まさに飲食店立ち上げのためのテストフェーズのためのモデルだと思う。手軽に最小限のコストで始められる、新しいレストランの形態。ビジネスドライバーとしては、利用事業者の数や相乗効果を起こせるコミュニティ構築ができるか。