近くの「プロの個人」に仕事を依頼するマッチングサービス。
フリーランスの増加や働き方改革などにより、必然的にこういったプラットフォームは出てきますよね。
類似のクラウドソーシングサービスはあまり上手くいってないので、どうなるのか。
さて、それでは今回は地域クラウドソーシングサービスを比べていきましょう。
ミツモア

運営会社は2017年2月設立の株式会社ミツモア。
代表の石川彩子氏。
ミツモアには現時点ではリフォーム業者やカメラマン、士業などの登録が多く、「創業100年の地元密着工務店」「2000以上の結婚式を撮影したカメラマン」「国税OBの税理士」「英語で生け花を教えられる先生」など、専門性や経験値の高い方々が多く集まっています。今後はさらに各分野のプロとの提携を加速し、ローカルサービスすべての見積もりプラットフォームを目指していきます。
ミツモアでは、サービス開始以降3か月あまりで登録事業者の数が1万を突破し、地域密着型サービスのプラットフォームとしては、日本最大級の事業者数となっているようです。
Zehitomo

運営会社は2015年8月株式会社Zehitomo。
ジョーダン、ジェームズの2人のアメリカ人によって立ち上げられた。
いわゆるクラウドソーシングや、オンラインアウトソーシングとの大きな違いは、Zehitomo では、ユーザが役務提供を受けられるサービスを検索するのではなく、ユーザが投稿した要望に対して、サービス提供者側であるプロフェッショナルからチャット形式で提案をオーダーメードで受けられる点だ。
提案数は1万件ということですが、マッチングした件数はいかがなものなのか。
このサービスでシードラウンドで1.5億の調達ということはバリュエーション5億で30%株を放出している可能性ありますね。
地域クラウドソーシングのビジネスモデル
・キーアクティビティ
手数料ビジネス
・提供価値
地域の仕事のプロを紹介
・顧客セグメント
中小企業、スモールビジネス個人事業主
・チャネル
地域の店舗
・顧客との関係
スポット利用
・キーリソース
SEO
・キーパートナー
商工会?
・収益の流れ
手数料
・コスト構造
マーケティング、人件費
スケールポイント
収益は取引回数×手数料なので、いかに回転率をあげ、アップセルができるか。
また、地域クラウドソーシングなので、地域のコミュニティつくりが長期的には有効になってくるのではないか。
Yelpが参考になるかもしれない。
比較結果
正直な話、どちらもビジネスモデルは同じで、UIも非常に似ています。
対面で会うことができるサービスだからこその魅力があり、上手く地域コミュニティをつくっていける方が勝機があるのではないか。
それでも体力が必要で、資金力勝負になりそうな予感。
雑感
地域仕事マッチングサービスは競合偏差値が高い。エニタイムズはうまくいっているんですかね。。
SEO勝負な部分もある。
参考
・エニタイムズ
・ストリートアカデミー
・暮らしのマーケット